今、子供達に何を教えるべきか?#6

21 Lessons (By Yuval Noah Harari:ユヴァル・ノア・ハラリ)の”真実”:19章から21章をまとめまて、メキシコにいる家族と今日も議論。この本はこれが最終章。

ポイント
1)教育:変化だけが唯一不変
前代未聞の革命に直面し、昔ながらの物語が崩れ去り、その代わりとなる新しい物語がまだ現れていない当惑の時代

今、子供達に何を教えるべきか?
情報を詰め込む教育は無用、必要なのは、大量の情報の断片を結びつけて、世の中の状況を幅広く捉える能力。

最も重要なのは、変化に対処し、新しいことを学び、馴染みのない状況下でも心の安定を保つ能力。
 絶えず学習して自己改造する能力が必要
 10年ごとに職業を変える。→ 精神的柔軟性と情緒的なバランスが必要

大人に頼りすぎず、自分は何者かを知る為に自分のOS(オペレーションシステム)をよく知る必要がある。アルゴリズムよりも先回りし、自分自身を知っておかなければならない。

2)意味:人生は物語ではない。
人生の意味を探し求めるときに、宇宙の中の自分の役割を説明してくれる物語を欲しがる。その役割のおかげで、何か自分よりも大きいものの一部となり、自分の経験や選択のいっさいに意味が与えられる。

物語はどれもみな不完全。とはいえ、物語は二つの条件を満たせば、人生に意味を与えることができる。
 第一に、私に何らかの役割を与えること。 
 第二に、地平の外まで続いていること

人類が直面している大きな疑問は、「人生の意味は何か?」ではなく、「どうやって苦しみから逃れるか?」

虚構の物語を捨てたときに、はっきりと現実を観察することができる。

ただ、虚構と現実を見分けるのが大の苦手、それでもこの違いを知りたければ、苦しみが出発点、この世で最も現実味があるのが苦しみだから。

3)瞑想:ひたすら観察せよ
自分の感覚を観察すると、まず気がつくのは、心というものがどれほど自由奔放で短気なものか、ということ。→自分で心すら制御できない。

アルゴリズムが私たちに代わって、私たちの心を決めるようになる前に、自分の心を理解しておかなくてはいけない。そうしなければ、私たちが何者かもアルゴリズムが決めることになるだろう。

あと数十年は、まだ選択の余地が残されている。努力をすれば、私たちは自分が本当は何者なのかを、依然としてじっくり吟味することができる。だが、この機会を活用したければ、今すぐそうするしかない。

子供達の気づき

長女:
−何をすれば良いのか?自分で考えることが大切、まだまだ。  
−苦しみって何?苦しみと怒りは違うの?疑問がいっぱい。
−真実を見極める能力は、なぜ人間に必要なのか?
−人間はどんなすごい能力を持っていても死ぬ。100年の間に、人間が、真実を見極める能力があることで、どのように地球人類に貢献できるのか?
−自分というのを複数持つことで、時と場合に応じて使い分けることで、より柔軟性をもつのも手。
−今の知識が全て物語だったらと、一般的に正しいと教えられていることに疑いの目をもってしまう。

長男:
−真実を見極めることは、人間では無理なのでは?
−どの境から自分の知識なのか?
−職業において、同じところ(土台)を一つ持っておく。

感想
いつものように、この本を流し読みしていたら、ここまで中身を濃く理解できなっかた。簡単にまとめる為に熟読し、子供達へ説明し、また議論することで、非常に効果的に多くのことを得れることがわかった。

特に子供が私以上に”考える力”をすでに持っていること驚いた。この力を伸ばせば、多方面の視点から、物事を捉え、自分の意見を持つことができる。近い将来、グローバル課題に少しでも貢献できる日が来るだろう。

”今、子供達に何を教えるべきか?”は、今回で終わりですが、家族会議は、今後も続けていく。面白い本はそう簡単に見つからないけど。

真実を探求するという活動に物語をのせれば、それが”生きがい”となる。さらなる探求により、意味を一つ一つ見出し、真実に近づけばと思う。

By Hideboo

投稿者: Qprny

ごく普通の会社員だと思います。

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